髪の老化について正しく知ろう|似合うヘアスタイル

13

髪の老化について正しく知ろう

■髪の老化とは?

肌とまったく同じように髪も残念ながら老化していきます。

若い頃は髪は1日に0.3ミリ~0.4ミリずつ伸びます。なので、月に1センチ以上は伸びています。そして1日に100本程度抜けていきます。
また、髪の寿命は(これは毛穴に関係しますが)7年程度です。この寿命とは何をいうかと言うと、髪が抜けないでいられる期間を言います。なので髪はある程度までいくと伸びなくなるのではなく、毛穴が限界にきて抜け落ちるので、永遠には伸びないのです。

計算してみますと、一年に12センチ程度延びたとして、毛穴の寿命が7年ですので、80センチくらいが髪が伸びていられるMAXということです。

髪の中は、ケラチンというたんぱく質で出来ています。
若い頃は、当然密に入ってますので、痛みにも強いし、ハリもコシもあります。天使の輪も出来る わけです。髪のうねりもなく、きれいなさらさらストレートの方が多いです。

■髪の老化はいつから始まるか?肌と同じです。
30才くらいから少しずつ始まりますが、肌と違って、それほど変化を感じずらいので、この時期は気が付かないことが多いようです。
40才を過ぎると多かれ少なかれ、感じる方も多いでしょうか?(私もそうでした)

■髪が老化するとどうなるのか?

①伸びるスピードが遅くなる。
肌のターンオーバーが遅くなるように、髪の伸びも遅くなります。お子さんの髪と比べると、伸びるスピードが遅くなったことに気が付きますよね?

②髪の寿命が短くなる。
つまり毛穴の根性がなくなって(笑)7年ももたなくなることが多いです。(5,6年で抜け落ちてしまうようになります)

ですので、50歳を過ぎても胸下まであるロングヘアーの方は少ないはずです。そこまで伸び辛くなってくるからです。

③ケラチンの量や質も変わってくる。
その結果、ハリやコシがなくなり ますし、ストレートだった毛がうねってきます。なので、天使の輪が出来づらくなるわけです。

それ以外にも当然、黒髪が白髪になるというのも老化のひとつです。

よく髪の表面がうねっていると、ご自分の髪が痛んでいると勘違いして、しっとりタイプのトリートメントを使っている方がいますが、これは逆効果です。

うねっているのは、残念ながら痛んでいるわけではなく、髪がストレートでは無くなってしまったということです。

そして、当然、コシも無くなっているので、しっとりタイプのトリートメントを使いすぎると、余計にボリュームの無いぺったりしたヘアスタイルになるので、老けてしまいます。

知っていれば自分の髪とも上手に付き合えるじゃないですか?
老化っていう言葉がよくないですね、年齢を重ねた髪とも上手に付き合っていきましょうね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

講座スケジュール 空き状況

お問合せ

グループレッスン ご予約はこちら

プライベートレッスン ご予約はこちら

プロ養成コース

オーラビューティ― ブログ~綺麗になるヒント~

変身事例
ページ上部へ戻る